チアシードは戻し方次第でスーパーフードとなる!

チアシード

チアシードブームが来て美容や健康に敏感な女性たちの間ではすっかり定番フードとなっていますよね。チアシードは戻し方が大事!そのまま食べている方、残念ながらチアシードの効果を100%得られていません。チアシードは正しい戻し方でこそ、スーパーフードとなります。今回は、チアシードの戻し方とスーパーフードと呼ばれる所以をまとめてみました。

チアシードがスーパーフードとして注目される理由

チアシードとは南米を中心に栽培されるチアという植物の種のことです。チアシードに含まれるオメガ3脂肪酸は、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やすことで生活習慣病などを予防してくれるんです。オメガ3についてはこちらの記事でも説明してます。>>>ダイエット中でも積極的に摂りたい油!オメガ3の効果

青魚からも摂取できますが、今回のチアシードも負けず劣らずこのオメガ3がたくさん含まれています。チアシード大さじ1で、1日の摂取基準をほぼまかなえるのです!!

スーパーフードと呼ばれるチアシードですが、オメガ3脂肪酸以外にも抗酸化物質(アンチエイジング)、食物繊維(便秘解消)、必須アミノ酸(疲労回復)、鉄分やカルシウムなどびっくりするぐらいの栄養が小さな種の中に豊富に入っているんですよ。まさに仙豆のようなパワーフード!!健康や美容に欠かせない栄養がたっぷりのチアシード。ただ、このチアシードは食べ方に注意が必要なんです。

チアシードは戻し方次第でスーパーフードになる!!

チアシードの特性を最大に発揮させるには戻し方が大事なんです。まずチアシードをそのまま生で食べてる方、残念ながらチアシードの効果を100%得られていません。見た目はゴマっぽいのでそのままふりかけて食べてもいいような感じがしますが、実はチアシードにはミトコンドリア毒という発芽毒が含まれています。これは外敵から身を守るために、芽が出る植物が持っている毒のことで発芽するとなくなります。でも、安心してください!!チアシードを水で戻すことでこの発芽毒はなくなるんですよ。

チアシード戻し方

水に戻したチアシードは約10倍の大きさまで膨らみます。こんにゃくにも含まれるグルコマンナンがゼリー状になって満腹感を与えてくれます。グルコマンナンには、ダイエット、便秘解消、コレルテロール値を下げる効果がありますから、しっかりこのゼリー(チアジェル)を作ることが大切なんですよ。水に戻さずにそのまま食べると、腸の中の水分を吸収し便秘を引き起こす原因になってしまいます。せっかく体に良いものを取り入れているのにその良さを生かせていないのは残念です。

チアシードの正しい戻し方と食べ方

チアシードの正しい戻し方を紹介しますね♪時間はある程度かかりますがこのチアジェル作りが基本となるのでしっかり水で戻してくださいね。まずは、チアシード1日の摂取量は大さじ1程度となります。健康にいいからと摂り過ぎないように。チアシードは意外にも高カロリーなのでエネルギーの消費に時間がかかったり、お腹がゆるくなる可能性もあります。大さじ1のチアシードに10倍の水(大さじ10)を加えます。それだけです。水は常温の水を使い熱湯で戻すことはやめてください。熱湯では発芽毒はなくならないどころか美容成分まで失われてしまいます。

チアジェル

1時間ぐらいするとゼリー状になってきますが、まだまだ。12時間以上は浸しておきましょう。ここまでがチアシードの正しい戻し方ですが準備に時間がかかり、食べたいときにすぐ食べれないので、私はこのチアジェルを作り置きしています。なので全然面倒ではありませんよ。チアシード大さじ2杯とその10倍の水を保存容器に入れて12時間以上放置。冷蔵保存して大体5日ぐらいは持ちます。

出来上がったチアジェルとヨーグルト、ミューズリーやフルーツをミックスして朝食時に食べています。チアジェルは見た目は別にしても無味無臭なので色々な食品と合わせやすく、無理なく続けられると思いますのでオススメです。私の場合ダイエットがメインというわけではありませんが(もちろんその効果も期待しつつ)、チアシードは健康維持のためにも取り入れてる食品の1つです。